2010年10月11日月曜日

2010新潟シティマラソン(Sun, Oct 10)

5時前に起床。
感心なことにワガ妻(決してワガママな妻の略ではないww)も起きて朝ごはんの仕度をしてくれた。
スペシャルドリンクの受付が7時30分までなので6時40分に家を出発。
バスi見たらバスがいないので、とりあえず体育館方向へ歩き、別系統のバスが合流するバス停で待つ。バスはなかなか来ないが、トレーニングウエアーを着た人が続々とバス停にやってくる。
やっと来たバスに乗り込み学校町一丁目で降車。20キロ、25キロ、30キロのスペシャル置場のダンボールにゼリーをいれ(入れたつもりだった)、雨が心配なので競技場ではなく体育館に向かう。
体育館はエライ混みようで、どうしたものかと辺りを見渡すと知った顔を2階観覧席に発見。そこへ割り込ませてもらい着替える。


あっという間にスタート時間は近づき、競技場へ行くともう長蛇の列。スタート地点から100m程の所に入れてもらいスタートの合図を待つ。しかしピストルの音が聞こずなんとなくスタート。
1分ちょっとでスタートラインを通過。市長と一緒に壇上にいる有森さんが「頑張るぞーオー!」って吠えていたのでこっちも「オー!」と拳をあげながらマラソンゲートに向かう。

東中通りに入ると普通のペースで走れるようになり、柾谷小路から萬代橋の道幅いっぱいをランナーが埋め尽くす情景はナカナカ見ものだった。

5キロを27分30秒ほどで通過。

練習不足と先週のロ・マン24の疲れがあるため、キロ6分くらいのペースを考えていたのに速すぎる。
ペースを落としながら進むが、5キロ過ぎから左太腿の内側の筋肉が痛み出す。

県庁を越え10キロのランナーと別れる手前でワガ妻発見。
「遅い!」と言われるがワタシャまだ早すぎると思っているのに、何を基準に遅いと言っているか不明。きっと私より先に通り過ぎたランナーの数が多かったからなんだろうなぁと思いながら、もっとペースを落とす。
グルンと県庁を回って千歳大橋から関屋大橋へ、ワガ妻こっちに回ってきているかと思いきや姿が見えず。チョット寂しい。

10キロは54分24秒で通過。やっぱり速すぎる。

大堀幹線を新潟大学方面へ進んでいると、和菓子屋さんが私設エイドで芋羊羹らしきものをお盆に載せて配っていたので頂く。美味しいが飲み物が欲しくなった。

しばらくすると誘導のボランティアしている石川さん発見し声を掛け手を振る。昨日くびき野で50キロ走っているのにお疲れ様だ。
坂井の交差点を右折し西大通りの坂道を登る。
左太腿の痛みはだんだん強くなる。
新潟大学前の折り返し手前で昨日くびき野100キロ走った高橋さんとすれ違う、とってもかなわない。

20km1時間52分8秒で通過。

左太腿の痛みが激しくなり、新潟大学構内の救護テントでコールドスプレーをかけたがあまり効果が無い。
テントから100mほど先に長女の姿を見つけ手を振る。
通り越したところで「写真撮るの忘れた!」と言って、私を追い越し写真を撮ってくれた。(新潟大学構内:私は一番歩道寄り、顔は判別付かず。もう一枚はちゃんと撮れていた。)
隣に男がいたような気もするがよく見なかった(意識的にかなぁ?)。
大学構内を抜け海岸に出ると足の痛みは激しくなり、ふくらはぎもピクピクし、ペースはがくんと落ちる。

25km2時間29分10秒で通過。

25キロを過ぎたところで、左足の痛みがひどくなり歩き出してしまう。
時々走ってみるが左内腿が痛く歩幅が広がらず直ぐに歩き出しす。
そんなことを繰り返しながらとにかく前へ進む。

小針浜の救護所で氷を袋に詰めていたので、それをいただきオマタの付け根を冷やしながらストレッチ代わりに出来る限り大またで歩く。
歩いているからよく分かるのか倒れている人がかなり目に付く。
雨が降ると思ってちょっと暖かめの格好をしてきたのに、思いのほか天気が良く熱中症ぽくなったのか救護所で横になったり、うずくまっているところを自転車の救護員に助けられている人がかなりいる。

左足を引きずりながら青山斎場の坂を歩きで登るといつも前後を走っているはずの森田さんが普段着を着て奥さんらしき女性と歩道に立っている。
何で今日参加していないか?と思うより私が歩いてる言い訳を言うことしか思い浮かばず「そんなこともあるさ」と励まされる。

30km3時間21分3秒で通過(5kmを51分53秒で歩いた)

あと12kmを1時間40分で走る自信がない。気持ちはもう完走を諦めている。
新潟大堰橋を渡り終えたところにも昨日くびき野50キロを完走した山田さんが、近所のおばさん達と応援していたんで歩きながら手を振ると「どうしたの?」と驚かれ「残り10キロだからがんばれ!」と応援されたが「もう5キロ歩いてきて疲れた」となえた気持ちを正直に話し、とにかく行ける所までと前へ歩いて進む。

それにしても回収バスの姿を見ない。バスが来て「乗りますか?」って声を掛けられたら乗ってしまう気持ちが80%くらいになっているのにどうしたんだろう?と回りを見ると大勢の人が歩いているし、介護されている人もチラホラ目に付く。
きっと後方もこんな状態で、おまけに関門の制限時間に間に合わなかった人を乗せていると、まだこの辺まで手が回らないのかもしれないなあと思いながらとりあえず前へ・・・。

31キロ過ぎで赤い帽子に赤いビブスを着た二人組が追い越してゆく。
何だろうと見ると5時間制限のペースメーカーだ。
何も考えず見送ったが、あの二人について行ければ何とかなるかもしれない、とりあえず付いて行ってみようと気持ちが立ち直った。

50mほど先を走っているペースメーカーと同じくらいの速度で走ってみる。足は痛いが大またで歩いてきた成果かそれほどひどくはない。
少しずつペースを上げペースメーカーにゆっくり追いつく。しばらく併走してみるが何とか付いてゆける。そうおもったらだんだん元気になって来た。

マリンピア付近で「ファイト!ファイト!」と声を掛けている人がいて顔を見るとロ・マン24の仲間のタカではないか!
「おーい!」と手を振り「死にソーダー!」と言うと「大丈夫!大丈夫!」と根拠なく励ましてくれた。タカも昨日くびきの100キロに出ていたはずだがここまで応援に来るとは元気だ。

35キロを4時間3分49秒で通過。

みなとトンネル入り口付近で左腿に刺すような痛みが走るが、ここまで来たらとにかくペースメーカーにくっついて行くだけ。

大粒の雨が降ってくる。ほてった身体が冷やされ気持ちいい。

40km表示を見逃す(あと3km、2kmの表示はあったが、もともと40kmが無かったのかもしれない)。

ペースメーカは給水所のたびに、まだ時間があるから給水を取るように促す。私の疲れ果てた頭で考えても多少時間に余裕があるようなのでゆっくり給水を取る。
(実はスペシャルに置いたゼリーは20kmのものだけ食べて25kmと30km(30kmに無く35kmに有った。多分ダンボールに入れ間違った)のモノを両手に持って走っていて邪魔でしょうがなかったが、もったいなくて捨てられず最後まで持って走った)

多少ペースメーカーと差はついたが気にせずゆっくり追いつく。ちょっと息が上がってきて苦しくなるが、後は気持ちの問題だから歯を食いしばってくっついて行く。私の息遣いが荒くなったのでペースメーカがチラッと見てこちらを気にしてくれる。
競技場に入るところで「ありがとう」と言う暇もなくペースメーカーが離れて行き、残り6分と言うところで競技場へ。

気が緩み10mほど歩いてしまうが、気を取り直しゆっくりと走る。
ちょっと止まって5時間丁度のゴールとも考えたが、いい年して大人気ないので素直にそのままゴール。
記録証をもらいジャンボおにぎりを引替え体育館へ。2階席はものすごく遠く、席についてからコンクリートの上でしばらく横になっていた。

一回完全に諦めたけど、思い直してペースメーカーに付いて行って、本当に良かったと思うと同時にちゃんと練習しなくちゃと反省したレースだった。

私の総合順位から考えてフルにエントリーした人に対してゴールに入った人の割合は70%行かないような気がする。これじゃ制限時間4時間の頃と変わらない。
まあ私のようにいい加減な気持ちで、何とかなるさとエントリーした人が多かったってことかな。

消費エネルギー

走行距離 42.195 km

分速 142.52 m/min

時速 8.55 km/hr

1キロの平均走行時間 7分1秒

mets 9.1

エネルギー消費量 2876.1 kcal

燃焼脂肪量 399.5

生 ビール 中ジョッキ 14.4 杯分

ウイスキー シングル30ml 38.3 杯分

日本酒 コップ 14.4 杯分

ご飯 男性用茶碗 11 杯分
15:26 有馬湯に浸かって帰宅。やっとアルコールを摂取する気分になった。
15:39 なんとジャンボおにぎりの中に梅干しが一個しかない。今までは最低2個入っていたのに。
一眠りして夕方からくびきの参加者と今日の参加者で打上。いっぱい呑んで食べてきた。

2 件のコメント:

  1. 初めまして。
    完走お疲れさまでした!
    私はみなとみらいトンネル手前で5時間ペースメーカーに抜かれましたが、多くの方々が着いて行った光景を覚えています。その中にいらっしゃいましたか?
    私も次回はしっかり練習を積んで悔いのないレースを走りたいと反省しております。

    バラエティーに富んで飽きない新コースゆえに、今後の大会の質のレベルアップを期待します。

    ・・・日本海側最大の都市ですものね!
    ちょくちょく遊びに、買物に、新潟はイイ!

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  2. ほらっちょさんは確か始めましてではないはず。2年前の新潟新潟マラソンでも私のすぐ後ろでゴールされ、萬代橋を通るコースになったらまた来ますと言われて気がします。
    今回はツインタイガーお一人でしたか、途中お見かけはしましたが、みなとトンネル付近で抜いた覚えがないのは、私もいっぱいいっぱいだったからですね。新コースの運営にいくつか反省点があったようですが来年は改善されることと思いますのでまたいらっしてください。できれば家の娘達の後輩となられるお子様と一緒に参加してください。

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