2014年5月28日水曜日

Story Seller annex



Story Seller annex (新潮文庫)

六人の短編集

R-18:有川浩
二次元規制に関する出版関係者の雑談。まあ某規制に対する思いをぶつけたってところだろうか。


ジョン・ファウルズを探して:恩田陸
ジョン・ファウルズに関するお話なんだろうけど思い出せない。

トゥラーダ:近藤史恵
ポルトガルのチームに移籍した白石誓の話というか、誓の下宿先の息子の自転車選手のお話。
トゥラーダは闘牛のことらしい。闘牛の牛とその自転車選手を重ねているんだろうか?
サヴァイヴで既読でした。

暗がりの子供:道尾秀介
身も心も暗闇に入りかけた少女のお話。
読み終わった時、あぁ良かったと思う。


約束:湊かなえ
トンガで働く日本女性を婚約者が訪ねるお話。よくわからない。

万灯:米澤穂信
バングラディッシュのガス田開発にまつわるドツボにはまった商社マンのお話。そんなに一生懸命働かなくちゃならないのかって思う。


☆☆☆★★

太陽の坐る場所



太陽の坐る場所 (文春文庫) 辻村 深月

古事記の天戸岩の話をベースに、高校時代女王として君臨していた響子と同級生の関係と芸能人になって活躍しているキョウコに対するそれぞれの思い、現在の状況を出席番号二十二、出席番号一、出席番号二十七、出席番号二、出席番号十七の生徒たちに一章ずつ割り振って描いている。

得意の名前トリック。
同じクラスの女子高生がメイングループのごたごたとキョウコが太陽かと思えば響子が太陽だったというお話。

辻村さんのお話には時々新潟が出てくる、赤羽環とか。

☆☆☆★★

2014年5月26日月曜日

湯島ノ罠



湯島ノ罠-居眠り磐音江戸双紙(44) (双葉文庫) 佐伯泰英

霧子の回復から辰平の救出まで。
天明4年3月24日には佐野善衛門が田沼意知に切りかかるのだがあと20日余りに迫っているのにその緊迫感は伝わってこない。50巻まで本当に引っ張るのだろうか?!

辰平が殺されていない説明はあるが、直ぐに殺害しない必然性がない。見つけ出すのを待って殺しに来たって感じ。

ここまで読んだから最後まで付き合うけれどお金を出して買うかはわからない。(かっぱらうんじゃなくて図書館で借りるんだけど)

☆☆☆★★

2014年5月25日日曜日

LAMY(ラミー)2000 L401(その2) リフィル交換

 LAMY2000Cのリフィルをジェットストリームのものに替えた。
0.5mmにするつもりだったけれど、お店で試書きしてみたら0.5mmが思いのほか細い。

おまけに黒の在庫がなかったので0.7mmを購入。

緑は予定通りそのままで。




下の写真は上段が標準リフィル、下段がジェットストリームプライム用リフィル

写真では解りづらいけれど粘りつくLAMYに比べジェットストリームは滑らかぁな書き味。
青は残念ながらLAMYの方が色は鮮やかで好み。ジェットストリームは濃いというか
深いぃ青って感じだ。
赤はジェットストリームが断然鮮やか。
太さは同じ0.7mmだけれどジェットストリームの方が細く感じる。これならば0.5mmより0.7mmで私の好みからすれば正解。



らぶらのloftで見つけられなくて、新潟駅南のジュンク堂の中の丸善の売り場でジェットストリームプライム3in1とノック式3色ボールペンで試書きしたのだけれど3in1が欲しくなった。

週末のフール



終末のフール (集英社文庫)伊坂幸太郎

小惑星が8年後、地球に衝突し人類が滅亡すると発表されてから5年たった仙台市北部の団地「ヒルズタウン」で起こるお話し8編。

最初のパニック、略奪、暴力などの混乱期を過ぎ、世界が少し落ち着きを取り戻す中で終末への覚悟、恐れ、家族や周囲の人々への思いをほのぼのと描いている。
珍しく時系列に短編が並んでいて読みやすかった。


☆☆☆☆★

2014年5月24日土曜日

山ながし


山ながし―ある和算家の生涯 一木壽一 文芸社

ある和算家の生涯を語る。

江戸時代の和算の大家、関孝和の養子となった関新七郎の話。
史実としてはっきりしているのは関新七郎がばくちの罪で重追放になり関家が断絶したということ。そこから話を膨らませていったのか、それとも資料として様々なものがあるのか不明で、登場人物の内、実在の人物がどこまでなのか気になるところだが読み物として面白かった。

☆☆☆☆★

2014年5月22日木曜日

抜け参り薬草旅



抜け参り薬草旅 出久根達郎 河出書房新社

江戸瀬戸物問屋の小僧英吉は寝小便を治すためお伊勢さんへ抜け参りする。途中腹の調子が悪くなったことから薬草採りのの庄兵衛と出会い道連れになる。

庄兵衛さんが簡単に事件を解決しすぎるが、退屈しのぎにはなるお話でした。

☆☆☆★★

2014年5月19日月曜日

サッカーの神様をさがして




サッカーの神様をさがして   はらだみずき 角川書店

編集者を辞めサッカーライターになった男。仕事もなくブログで自身の高校時代のサッカー体験を書き出した。その物語の中に出てくるサッカーの神様という言葉を契機にサッカーの神様を探し始める。そして自分にとってサッカーの神様とは誰だったか気づいていく。

50過ぎた親父が読んでもOKだった。

☆☆☆☆★

2014年5月14日水曜日

東北桜紀行

ゴールデンウィーク前半、バスで東北へ桜を見に行ってきました。


4月27日7時20分に新潟駅南口からちょっと見てくれの良い魚沼中央トランスポートのバスで出発。

日本海側を北上し、朝日の道の駅で休憩し、弁当を積み込み車中でお昼。

角館の武家屋敷周辺の枝垂桜を見て、



 こんなサービスがあったり

こんなマスコットもいた。



地元の人達は川の両岸で笛や太鼓を鳴らし競い合うような珍しい花見していた。


桧木内川の河原のソメイヨシノは、前日開花し訪れた日の朝はまだつぼみだったものが午前中に一気に咲いたそうで超ラッキーだ!


翌日はまず芦野公園から津軽鉄道に乗って五所川原へ行くのだが電車待ちの間、芦野公園散策。

桜のトンネルの中を列車が走り

公園のある金木町出身の太宰の像や記念碑があったり

ヒグマもいたりとナカナカ懐の深い公園だった。

列車の中では津軽観光アテンダントのお姉さんが多少標準語を混ぜたやさしい津軽弁で観光案内をしてくれる。
この日はゴールデンウィークということもあり、アテンダントさん3名体制という豪華版だった。


私たちの車両は唯一のお花見仕様で桜の造花、イルミネーション付だった。

さて五所川原から先回りしていたバスで今回の旅のメインイベント弘前城公園へ。
お濠と天守閣と下乗橋と桜のこの景色は、お濠の改修に伴って天守を曳家するので来年から10年間見ることができない。
今年来てほんとによかった。

桜のトンネル



西濠、角館の桧木内川も素晴らしいと思ったがこの桜を見ると圧倒的に弘前公園に軍配は上がる。

昼飯は公園内のお店で焼きそばやフランクフルト買って舞い散る桜の中でいただきました。


二日目のお宿は鶯宿温泉「長栄館」。当初予定のお宿がオーバーブッキングでグレードアップのお宿変更とのこと。

温泉は源泉かけ流しで食事も美味しく頂きました。

夕飯


 朝食



ただし、この季節にしては暑かったのでエアコンを冷房にして稼働させたけれど、まだ元が冷房に切り替わっていないようで室温は上がるばかり。
こんな注意書きがあり窓を開けて涼むこともできなかった。


最終日の桜は小岩井農場の一本桜。満開とは言えないけれど6、7分咲。

最後の見学地は田沢湖。
キンキラキンのたつこ姫の像をみて

お昼は横手の秋田ふるさと村できりたんぽ鍋をいただき一路故郷へ

お花見ツアーは桜の開花状況で幸、不幸があるけれど今回はハッピーなツアーで満足でした。

2014年5月8日木曜日

ロードムービー(2回目)



ロードムービー(講談社文庫)

冷たい校舎の時は止まる」を読んでもう1回読み直した。

前回とはまったく別の感想になる。

ロードムービー
諏訪裕二と桐野景子の子供トシとその友達ワタルのお話。
二人は結婚し、諏訪は国会議員、景子は実家の病院で医者になっていた。
トシは二人の子供らしい子供であった。
鷹野と深月も結婚することとなったようだ。

道の先
片瀬充と彼が学生時代のバイトで塾講師をやっていた時の生徒大宮千晶との話。
「冷たい・・・」では最も存在感がなく一番先にいなくなった充だが、彼なりに成長していた。
梨花への想いもそれなりに吹っ切れたようだ。
梨花もサカキ君に逢えそうだ。

トーキョー語り
スピンオフの中のスピンオフ。
前回読んだ際、このお話を読むのを忘れていたようだ。
「道の先」のスピンオフ。
転校生に対するあこがれ、いじめ。
大宮千晶は遠山さんになっていて、美月みたいなさくらちゃんが出てきた。

雪降る道
ヒロが亡くなった後のヒロと深月のお話。
「冷たい・・・」本編でもヒロは深月に助けてもらったと言っていた。その頃の話。
若い榊も登場し、推理能力を働かせる。
そして成長した二人は冷たい校舎に向かう。


街灯
鷹野(ヒロ)が煮詰まった時に向かう1本の街灯。そこからは一つの部屋の窓がよく見える。
灯りがついていて、その向こうに彼女がいることを確認することでヒロは今を乗り越えることができる。そして窓に手を振って自分の部屋に戻る。

☆☆☆☆★




死神の浮力



死神の浮力 伊坂幸太郎 文藝春秋

前作「死神の精度」は短編だったがこれは長編。
短編のつもりで読み始めたら、長編かつ子供を殺された父親が今回の調査対象で気持が沈んでしまいしばらく読み進められず止まってしまった。
しかし、話が進み殺された菜摘ちゃんの両親、山野辺夫妻がちぐはぐな千葉さんとのやりとりで明るくなりこちらも読み進めることができた。

本城に対するキャンペーン適用は心外だったが落ちがありすっきりした。
だが、山野辺にはキャンペーンを適用して欲しかった、千葉さんは仕事に対してまじめすぎる。

テーマは
・「死」は怖いのか?
・25人に1人といわれる良心を持たない人間「サイコパス」

主要登場人物(死神)
いつもの死神 千葉さん
作家で被害者の父親の山野辺遼、その妻美樹。
かつて山野辺の担当編集者、箕輪君。
サイコパス 本城崇。
死神 香川。
山野辺の本を読んで「のっぴきならない」を知った小木沼。

☆☆☆☆★

2014年5月7日水曜日

長岡 そば小屋


長岡市宝町のそば小屋。
場所は結構わかりにくい。
ログハウスで外観内装とも蕎麦屋らしくない。


そばは北海道幌加内産の蕎麦を石臼でひいた一茶庵系二八蕎麦で太さは好みの細め。

つゆは本枯節を使った濃い目で全く違和感なし。
店主から濃いので少なめに付けてと言われた。

食べた結果はまあそんなもんかな・・・という感想。
も少し歯ごたえを期待したのかもしれないし、私にはそばの味がわからないのかも知れない。
でも再訪しても良いかなと思わせるそばでした。

一番の驚きは、どろどろの蕎麦湯。
結構そば粉を溶かしているんだと思う。

ホームページの布のりそばに対する思いを見ると結構過激な親父かと思った店主も普通のおじさんに見えたが、心の内は違うのだろうか?!

今度は新そばの時期か、温かいのを食べてみようかと思う。

2014年5月4日日曜日

今年1匹目と初物

5月3日連休後半初日、ちょっと遠めの川に行くつもりが寝坊したため単身宅から車で15分以内の川へ。

昨年もらったテンカララインを試すつもりだったが、上空の枝が邪魔で面倒くさくなり結局ルアーに。

しかし、一向に出ない、姿も形も見えない。結局1匹だけでてきたイワナがしっかりフックに掛かってくれた。

22~23cmの細身のかわいい奴で川へお帰り願った。


釣りをしている最中、私の後方から青色の鮮やかな鳥が前方に翔んで行った。
あの配色はカワセミだ。人生初生カワセミだった。

2014年5月2日金曜日

冷たい校舎の時は止まる



冷たい校舎の時は止まる(上・下) (講談社文庫) 辻村 深月

雪の降る寒い朝、青南学院高校には3年2組の学級委員の鷹野博嗣、藤本昭彦、菅原、清水あやめ、桐原景子、辻村深月、佐伯梨香、片瀬充8人だけが登校して来た。担任の榊の姿も見つからない。
玄関の扉、1階の窓は開かず8人は校舎に閉じ込められる。
なぜ8人は閉じ込められたのか・・・。

辻村深月のデビュー作。
ちょっと長すぎる気もするが、これを大学生の時に書き上げた作者の能力に感服する。

菅原の回想が長いと思ったら色んな伏線が詰め込まれていた。
自殺者は思った通りだったが、どんな結末に持ってゆくのか想像がつかなかったが、おどろおどろしくなるのかと思ったら、結構爽やかに終わった。

☆☆☆☆★