2011年1月26日水曜日

木暮荘物語

小田急線・世田谷代田駅から徒歩五分、築ウン十年、安普請極まりない全六室のぼろアパート・木暮荘。住人は四人。一階に老大家・木暮と、女子大生・光子。二階には、サラリーマン・神崎と、学生時代から木暮莊に住んでいる花屋の店員、繭。
それとその周りにいる繭の昔?の恋人並木、花屋の女主人佐伯、トリマー・美禰、花屋のお客ニジコたちが織り成す物語。
これを読んで作家って職業にはなれないと改めて思い知らされた。コレだけ人格の違う人たちを主人公にしてそれぞれが絡みあったお話なんてとても書けない。第一、自分以外の人格なんて思いつかない。そして、いつものことだがこれを書いている三浦しをんが女の人とは思われない。

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