2013年3月12日火曜日

イタリア旅行(その6 ヴァチカン・ローマ)

ベネディクト16世最後の謁見が午前中に行われるため、午後からヴァチカン、サン・ピエトロ寺院に入る予定の我らのツアーはひょっとすると渋滞にはまるかもしれないし、通常のルートでサン・ピエトロ広場まで行けないかもしれないとバスの中で添乗員さんから事前にお話があった。

ヴァチカンの前に腹ごしらえってことで、昼食はローマ市内の本場ピッツァリアでピッツァをいただいた。お店の雰囲気も良く店員さんも面白く料理も美味しく、何より席がゆったりしていて今回のツアー中、一番の昼食でした。
ここのお店7ユーロでバイキング形式のランチをやっていて美味しそうだった。ってことは我々の料理は7ユーロより安いのだと思う。

石窯で焼いたピッツァ
普通かもしれないがゆったりした座席
雰囲気の良い入り口

さてヴァチカンへ。
ヴァチカンは通常の音声ガイドが使えずお金を出して専用の器械借りないとならないとのこと。取れる所からはしっかりお金を取ろうといういい根性をしている。駄菓子菓子この器械あんまり調子が良くなかった。 

ヴァチカン博物館の入場券はかざす方式と差し込むのと2種類ある。私は左端の差し込む機械に並んだのだが、私の前の前の人がカードを取り忘れその後、私と前の人が続けて入場券を入れたら私の券が詰まってしまい、私のせいじゃないのに注目を浴びてしまった。



ヴァチカン博物館の中では音声ガイドの説明を受けられないため、中庭でパネルを使ってガイドさんから説明を聞く。
なぜかしら松ぼっくり


 タペストリーのギャラリー
地図のギャラリー

システィーナ礼拝堂は撮影ができないため画像をお借りしてきた。向かって正面にミケランジェロの「最後の審判」、天井もミケランジェロの「天地創造」からの創世記、左右の壁画はボッチチェリ等が「旧約聖書」からモーゼの生涯を、「新約聖書」からイエス・キリストの生涯を描いている。

あまり時間がなかったので2つのギャラリーとシステーナ礼拝堂しか見学できなかったのが残念だけど、 次期法王決める選挙「コンクラーベ」の期間にぶつからないで本当に良かった。半月ずれていたら見られなかったかもしれない。

サン・ピエトロ大聖堂

 ミケランジェロ 「サン・ピエトロのピエタ」
 何回か正気を失った人に壊されたらしいが、そんな事は微塵も感じさせない気高さだった。破壊防止のため像との間にある防弾ガラスがすごくじゃま。

大聖堂内部
今回の旅行でいくつかの大聖堂を見てきたけれど、装飾、設置されている彫像、その他諸々このサン・ピエトロ大聖堂が一番でした。

サン・ピエトロ広場
ベネディクト16世の最後の謁見のための資機材がまだ残っていて雑然とした感じ。

ヴァチカンを守るスイス人衛兵

昔は容姿端麗じゃないとなれなかったらしいが、今でも十分容姿端麗。


列柱 (4列になっている)

広場から見るサン・ピエトロ大聖堂

報道スペース
こんな所からも撮影・・・。

 ヴァチカンを離れローマ観光へ
コンスタンティヌス帝の凱旋門
 ナポレオンはこれをモデルにパリのエトワール凱旋門を作らせた。

コロッセオ

 パラティーノの丘


おみやげ屋さんに寄ってトイレを済ませ、バスでトレビの泉へ

トレビの泉
時間のせいか泉の前は大勢の観光客で溢れていた。
泉に背を向け、右手で左肩越しにコインを投げ入れると願いが叶い、コイン1枚だと再びローマに来ることができ、2枚では大切な人と永遠に一緒にいることができ、3枚になると恋人や夫・妻と別れることができるとそーだ。コインは毎週月曜日に回収され寄付されるらしい。

夕食の時間まで自由散策して、歩いてレストランへ。

 今日はカンツォーネを聴きながらの夕食という事で、今回のツアーで初めてホテル以外で夕食を頂く。 いつもは飲み物は自腹だったけど、ここはスクリューキャップの安いワインだが白と赤があらかじめ用意されていたし、料理も普通に美味しく、カンツォーネも聴けたしめでたしめでたし。



食後ローマ郊外のホテルへバスで移動。新しいホテルだけどなんか寒々とした感じのホテルであった。
明日はローマ1日フリータイムなのだがホテルからローマ中心部まで歩いて15分、バスで20分、地下鉄で20分ほどあるので行き帰りがすご~く心配。
                                      その7に続く


2 件のコメント:

  1. システーナ礼拝堂すてきですね。私ミケランジェロ大好きなんです。

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    1. そうですよね。もう一度ゆっくり見学できたら良いなと思っています。

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