2015年12月29日火曜日

スーツケースの半分は



スーツケースの半分は  近藤 史恵  祥伝社

 青いスーツケースが旅する9話。
フリマで買った青いスーツケース。
学生時代から友達の女性4人とその一人にスーツケースを売った母とその娘、そして元々の持ち主だった母の叔母とスーツケースを叔母にあげた青年が1本の糸で繋がるお話し。
思いの外、人は憂いを心に秘めて生きている、だけど一歩踏み出すことは素敵なことが待っているかもしれないと夢を与えてくれる。
旅に行きたくなる1冊でした。

2015年12月28日月曜日

春、戻る



春、戻る  瀬尾まいこ 集英社


結婚を間近に控えたさくらの前に突然現れた兄の正体、ちょっと外れた。
一度は夢破れたけれど、素敵な伴侶と暖かく見守ってくれる人を持つ幸せな人の暖かなお話しでした。

2015年12月24日木曜日

一休庵 鴨汁せいろ


少し早目の年越しそばを頂いてきました。

刈羽の一休庵で鴨汁を食べるのは初めてです。
小嶋屋や一翔(元は一緒ですが十日町より、総本店・一翔の方が賑やか)に比べるとシンプルな鴨汁です。
安定した美味しさの二八蕎麦で少しもっちりしています。
汁はあまりキリッとはしていないけど具だくさんで親しみある味で、蕎麦湯でちょっと薄めるだけで全て飲み干せました。

2015年11月20日金曜日

陽気なギャングは三つ数えろ



陽気なギャングは三つ数えろ (ノン・ノベル)  伊坂 幸太郎 祥伝社

ハイエナ記者の火尻に陽気なギャングの正体がばれる。 過去に聖の記事によって自殺者が3人。 火尻は賭博で借金まみれ。 銀行強盗を週刊誌に載せられたくなければ借金を何とかしろと火尻に脅された陽気なギャングたちは・・・。

何か前2作に比べると勢いがなくなった感じがするのと、最後も無理やり感が否めない。
それにギャングってのが時代にそぐわなくなってきたような。

☆☆☆★★

2015年10月31日土曜日

越後十日町そば がんぎ 三田店



都内に3店舗ほどあるようですが、立ち食いそばで布のりそばを出すお店。


お蕎麦の角が立っていないので包丁で切っているお蕎麦ではないようだ。

でも食感は布のりそば、それも小千谷の蕎麦ではなく十日町の蕎麦。

昼なので飲みませんでしたが、品書きのお酒も新潟のお酒のみでした。

2015年10月2日金曜日

栄寿庵 冷やしむじなそば


冷やしむじなそば大盛り。

あげ玉と油揚げが入っていて「むじな」なのだそうだ。

同じ穴のムジナっていうけれどむじなってアナグマのことらしい。

むじなそばは750円なのに冷やしむじなそばは900円と値段が違った。温かい方は食べてないので何が違うのかよく解らん。

とにかく量が多かった。夕飯ほとんど食えなかった。
お蕎麦は布のりがつなぎなのかつるつるしこしこ。
油揚げが濃く煮詰めてあってちょっとしょっぱかった。

全体として及第点。

2015年9月28日月曜日

並木藪蕎麦 ざる


並木藪蕎麦に行ってきた。
平日正午過ぎで混んでいるかと思いきや、相席だけど素直に座れた。

メニューは壁に下がっているのを見てくれとのこと。

ざる 700円を注文。大盛りはなく1枚、2枚と増やすようだ。

そばの太さは好みの太さというか細さ。
汁は濃いめだけどとんがってはいない。
薬味は葱とわさび。

蕎麦湯はさらさら系。

おいしく頂きましたが、さすがに1枚じゃ足らなかった。

2015年9月4日金曜日

志天 天ざる 大盛り


幅広の手打ち麺。
細けりゃいいのに・・・。
それだけが不満。

2015年8月5日水曜日

八海山 宮野屋

壇一雄の「わが百味真髄」の中で紹介されているらしい。本物は読んだことがない。
前から行きたいと思っていたけれど、なかなか機会が無かった。ちょうど小出で1時間ほど時間があったのでちょうど良いとおもいカーナビさんに導かれ向かった・・・・が、迷子になった。

やっとで到着。
突出しは季節の野菜の揚げ浸し。なす、ズッキーニなど。



漬物(きゅうりの浅漬け・古漬け、なす、糸うり)と薬味のクルミ。(2人分)



薬味(ネギ、紫蘇の実、ワサビ、あと1つなんだったろう)

山菜天ぷら (フキノトウ、こしあぶら、あんにんご、はじかみ、こごみ、木の芽)

もりそば 普通もり。ふのりとヤマゴボウのつなぎだけれどそれほどつるつる感はなく、確かな田舎蕎麦といったところ。
また食べたいと思わせるお蕎麦でした。



入口にはぜんまいならぬ蕨が干してあった。塩漬けにするのだろう。

八海山尊神社にお参りして本来のお仕事に・・・。


追記
「わが百味真髄」読みました。
宮野屋の部分を抜粋

そうだ、ひとつ、とびきり素朴な、山家ソバの店を紹介しておこう。それは信濃ではない、越後だが、国道十七号線を三国峠から長岡の方に向かってどんどんゆく。
やがて、六日町を越えて、五日町にさしかかるあた、道路は坦々たる直線コースに変わるだろう。
そのあたりで、八海橋という橋のありかを聞いてみるがよい。道を八海橋の方に右に折れ込んで、その八海橋を渡る。
八海大明神の在所をたしかめながら、もう一度、細い道を右に折れ込む。
山道は辛うじて車を通すだけになり、山家一つ見当たらない、淋しい山中に入り込んでゆくだろう。こんなところに、ソバを食べさせる店などある筈がないと思うk頃、「八海大明神」の大きな石柱が立っている。
ここで車を降りて、セセラギの音の方に向かって谷間に下ってゆくと、八海大明神の社が見えてくる。
山上から流れ下ってくる水の音のほかには、声ひとつない。蛇のヌケガラがそこらに一つ、二つ。あたりには山の息吹きのような霧が、襲いよってきて、神殿が見えたり、かくれたり。
その宮前に「宮野屋」という、山家ソバの店が一軒あって、ワラジだのワラ草履だのを、吊るしている筈だ。
そこで、ソバを打ってくださいと頼むがよい。多少の時間はかかるかもしれないが、まさしく「霧下」の、自家の畑でとり入れた、新ソバを打ってくれること、間違いなしである。
私は、この数年来、八海山の「宮野屋」のソバほど、山家らしいソバを口にしたことがない。

2015年7月22日水曜日

小暮写真館 宮部みゆき


小暮写眞館 (書き下ろし100冊) 宮部みゆき 講談社



花菱一家が小暮写真館だった建物に引っ越してきたところから始まる。

一家は両親と二人の男の兄弟の4人家族。
親戚付き合いはほとんどない。
物好きな父親は、古びた写真館を改装せずに看板まで残して住むことにした。
小暮写真館が商売を再開したと勘違いした女子高校生が持ってきた心霊写真の謎を、語り部役の花ちゃんこと花菱英一が解くことで心霊写真専門家とのうわさがSNSで広まる。
女子バレーボール部の田部女子から不思議な写真を渡され解明を強制され、対応のきつい不動産屋の垣本女子の協力を得て解決する。
不動産屋の主人からカモメの人形の写った写真を渡され、なぜカモメが移っているのか解明を依頼される。
ヒントが自主製作映画にあると知るが、未成年だけでは観せないと館主に言われたため垣本女史とともに映画を観て謎を解く。

ここまでが導入部。これから家族の愛と、男女の愛のお話へと展開してゆく。

導入部分が長くはじめの内は読み辛かったが、後味はけっこう爽やかだった。

2015年7月18日土曜日

明日の色 新野剛志




明日の色 新野剛志 講談社

低額宿泊所の施設長の松橋吾郎は妻と離婚し子供の大樹とも離れて暮らしている。宿泊所の住人、魁多が塀に描いたいたずら書きが運命を動かす。都合よく話が進み過ぎるところはあるが、心暖まる家族のお話し。

2015年7月8日水曜日

松本「源太」山賊焼き定食

普通もりなのだがお腹いっぱいです。
ちなみに580円。
量的コスパは良好。
味は値段相応。

筍、豆腐、ゆで卵は見えてますがレタスの裏にキャベツ、みかん、たくあんが隠れています。

駐車場はお店に向かって右側のちょっと離れたところの砂利敷きの駐車場に2つ源太と書かれた立札が立ってます。


塩沢「田畑屋」冷やしたぬきそば大盛

もりそば大盛と迷ったが正解だった。

陰陽師 蛍火ノ巻



陰陽師 螢火ノ巻 夢枕 獏 文藝春秋



双子針
仰ぎ中納言
山神の贄
筏往生
度南国往来
むばら目中納言
花の下に立つ女
屏風道士
産養の磐
の9編、内3編が蘆屋道満が常陸の国と陸奥の国の境から京への旅の途中の出来事。
ほろほろと晴明と博雅が酒を飲み、
ほろほろと博雅の笛が響き、
道満が酒を貰って人助け。
ってお話し。
今回も
「では、ゆこうか」
「うむ」
「ゆこう」
「ゆこう」
そうゆうことになったのである

2015年6月23日火曜日

みよ田 せいろ


長野第一ホテルから長野駅MIDORIの4階移ってました。
MIDORIには草笛も入ってますが、大まりが食べたい腹具合ではないのでこちらのお店に。

夕食ですがこの後まだ仕事があるのでお酒なし。残念です。

普通に美味しいせいろでした。量も普通より多いかな?!ってくらい。
駅近くで食事を済ませたいときは、また来てもいいお店でした。

2015年6月5日金曜日

上野藪そば

金曜の11時30分開店と同時に暖簾をくぐる。
朱色のカウンターに座る。神田藪そばと同じく荷物入れがあるが、私の鞄が収まらず大きい入れ物を用意してくれた。
おおもりをいただく。細目でしっかりした歯応えのあるお蕎麦に濃いめのつゆ。
山葵と葱が薬味につく。山葵は本わさびの香りがした。葱は細目に切ってある。
蕎麦の太さ歯応えは私の好み。つゆもこいけれど尖ってなくお蕎麦と合わせて違和感のなくいただきました。銅の急須で出てきた蕎麦湯はサッパリ系でした。
玉子焼きを肴にお酒を呑んでいるお客も多く店員さんがおそばをお持ちしましょうか?と聞くタイミングも絶妙でプロフェッショナルでした。

2015年6月4日木曜日

上田 刀屋

上田駅から歩いて10分ほど。11時20分に到着したがあらかた席は埋まっていた。
もりは大、普通、中、小とある。こういったお店は盛りがいいことが多いので大は避け普通を頼む。やっぱり正解であった。通常のお蕎麦屋さんの大盛より強烈だ。これで700円は安い。
ただし、お蕎麦自体は好みのものではなかった。太目で堅いお蕎麦であった。私が食べ終わってお店を出たときには4,5人の人が待っていたのでこういったお蕎麦が好みの人も多いんだと思う。

今町屋

上越市中郷の今町屋さんの山菜もりそばをいただいてきました。
山菜が邪魔に思えるほど、しっかりした美味しいお蕎麦でした。
こんどは大ザルがいいかな。

セロリの漬け物も美味しかった。

2015年4月23日木曜日

吾妻橋やぶそば

美味しいお蕎麦にキリッとしたつゆ。
お腹が減っていたのか中盛りでは足らなかった。大盛は1,900円だしそこまでわねぇ。
平日のお昼、思いの外空いていました。


吾妻橋ではなく駒形橋東詰にお店はある
駒形橋上より

2015年4月10日金曜日

十日町小嶋屋 鴨せいろ

善三郎に引き続き、2日連続のそば。
十日町駅前の志天のかき揚げ丼にしようと思ったらお休み。
他のお店探すのも面倒なので小嶋屋で鴨せいろの大盛を頂きました。
一翔で食べる小嶋屋総本店の鴨汁と比べると何かあっさりした感じだけど美味しく頂きました。

2015年4月8日水曜日

荻川「善三郎」

素敵な古民家で美味しい二八のお蕎麦を頂いてきました。つなぎは小麦粉のちょっともっちり系。そばつゆは甘くて濃いめ。蕎麦湯は濃くも薄くもなく普通。
お店のおばちゃんたちもお茶、コーヒーの仕度したりしっかり働いていました。


2015年4月7日火曜日

永遠も半ば過ぎて

写植屋と詐欺師の話しかと思いきや、遅れて出てきた編集者がいい味出してた。


立石「玄庵」

ランチメニューで名前を忘れた。
かき揚げ、むかし蕎麦って感じ。
かき揚げがバラバラになって食べにくく、お店の人が素人のような対応で蕎麦の味がどうのこうのという段階でなかった。

2015年3月30日月曜日

長野市大門町 元屋

会社の後輩に連れていってもらいました。
大盛ですが普通のお店より盛りが良く、味も満足です。
平たい麺はあまり好きじゃないけど気にならず食べました。
場所は善光寺参道の一本脇で客層が観光客ばかりじゃないのがいい感じ。

2015年3月15日日曜日

神田まつや

神田まつやへ、開店時間11時の15分前のに並び、5番目くらい。開店と同時にあっという間に席は埋る。
大盛を注文。しかし周りの客はほとんど蕎麦と共に酒かビールを注文。うらやましい。
まつやの店員さんはやぶの笑顔と優しさの対応と違い、てきぱきシステマチックに対応していてこれはこれで素晴らしかった。
もちろんお蕎麦も美味しく頂きました。


神田やぶ

東京マラソンの疲れを癒すべく神田籔でいとこからごちになりました。
湯葉と鴨を肴に熱燗を美味しく頂きました。
〆のお蕎麦も芝エビのかき揚げがばらつくこともなく外はからっと揚がり中はしっとりふっくらしていてたいへん美味しくもちろんお蕎麦も、きっりっとしてすばらしい味でした。
蕎麦湯はさらっと系。
なんと言ってもお店の人が優しい笑顔と的確な対応で素敵でした。

新装なったお店の外観は翌日の開店前に撮影。

長野市「たなぼた庵」

中盛り650円。
このお店には大盛がないけど中盛りが超大盛。
だし巻き玉子も美味しかった。

十日町「直志庵さがの」

ランチ。ここは本わさびを自分で摩った気がしたが、和がらしになっていた。ランチだからか?

2015年1月21日水曜日

仙台 長町「おおわ田」



そばはいいけどつゆはもちょっと辛めがうれしい。 しかし長町にしばらく来てなかったらIKEAができててびっくり!

2015年1月13日火曜日

あさひ山 蛍庵


1年一度恒例のあさひ山。

残念ながら朝日山も久保田も飲めなかった。

2015年1月7日水曜日

新発田 けやき つけ鴨せいろ


手打ちという言葉にひかれ訪れた。

昼時だったがお客は他にいない。
おすすめは「つけ鴨せいろ」ってことなので二日続けて鴨せいろ。
辛み大根ぶっかけそばにすれば良かったかな。

2015年1月6日火曜日

柏崎一翔 鴨汁特盛



鴨汁特盛。小嶋屋総本店のお蕎麦だから美味しく頂きましたが、店員さんが一緒に行った人のズボンに料理をひっくり返してさあ大変!! でした。