2012年5月21日月曜日

ぼくらのひみつ



  ぼくらのひみつ (想像力の文学) 藤谷 治

2001年10月12日金曜日の午前11時31分0秒から2001年10月12日金曜日の午前11時31分59秒の間で生きているぼくとぼくに関わる人々のお話


だけど「ぼくら」の「ら」は京野今日子だけを指すのか捨てられた「ぼく」も含めるのか。捨てられたのは抜け殻だと考えればやはり2人だけのひみつかな。


まあ、わからない話だけど読みづらくはなかった。


他の人の書評を読むと、みんな最初のシュチュエーションと装丁の絵に騙されて読み始めるようだ。なかなか可愛いしファンタジックだから、こんな内容だとは思いもしないらしい。


想像力の文学って副題が付いているけど、想像力使うと果てしない深みにハマりそうなので、素直に読んで頭に????を浮かべたまま終わることが、私にとって幸せだと思うからこれで終わりにする。


ちなみにイラストは北沢平祐さん。なかなかご活躍の人だ。

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