2014年3月29日土曜日
眠り猫-日溜り勘兵衛極意帖(1)
眠り猫-日溜り勘兵衛極意帖(1) (双葉文庫)
藤井さんの新シリーズ。
裏の世界ではかなり名を知られている盗賊、眠り猫の勘兵衛が、故買屋の吉五郎、口入れ屋の女将おせい、船頭丈吉とともに非道な奴等を始末する。
キャラクターも魅力的で、悪がもっと酷い悪党を退治するって構図が目新しい。今回はお披露目程度ってことで次回作に期待。
☆☆☆★★
2014年3月28日金曜日
公家さま同心飛鳥業平 心の闇晴らします
公家さま同心飛鳥業平 心の闇晴らします (コスミック・時代文庫) 早見 俊
インフルエンザで閉じ籠っている暇潰しに、こっそり古本やさんに行って買ってきた本。
「村上豊さんの挿画、カバーは裏切らない!」が持論なのだが、中には私の好みに合わないものもあることを気付かせてくれた。
でも、この本はシリーズ10作目だから、これが好きな人も多くいるのだろう・・・まるで太麺のラーメンが好きな人がいっぱいいるように。
☆☆★★★
2014年3月27日木曜日
2014年3月22日土曜日
うぶすな参り
うぶすな参り 鎌倉河岸捕物控(二十三の巻) 佐伯泰英 角川春樹事務所
政次としほの子供は夏吉と命名され、神田明神でのうぶすな参り(宮参り)にあわせて二つの事件が解決され、ページ合わせのような贋金事件がおまけに付いている。
捻りも何もないお話し。
☆☆★★★
2014年3月21日金曜日
2014年3月20日木曜日
2014年3月15日土曜日
光待つ場所へ
光待つ場所へ (講談社文庫) 辻村深月
スピンオフ3編
しあわせのこみち
「冷たい校舎の時は止まる」のスピンオフ。本編は読んでいない。
チハラトーコの物語
「スロウハイツの神様」に出てきたゴスロリの千原冬子が主人公。赤羽環も登場。スロウハイツでは小憎らしいやつと思いながら読んでいたが、案外いいやつになっている。
樹氷の街
「凍りのくじら」
「名前探しの放課後」
「ぼくのメジャースプーン」
のスピンオフ。
「名前探しの放課後」はまだ読んでいない。他の2冊もあんまり覚えていない。松永くんとタミさんだけは記憶にある。
3篇とも本編を知らなくても、それほど違和感なく読むことができる。しかし元ネタが解っていたほうがより面白いんだろうってことは読みながら感じた。
とりあえず「冷たい・・・」は読むことにしよう。
☆☆☆☆★
2014年3月13日木曜日
ロードムービー
ロードムービー (講談社文庫) 辻村 深月
ロードムービー
小学5年生のトシとワタルのお話。これは完璧に騙された。2箇所ほど違和感を覚えるところがあったが気にせず読んでしまった。
道の先
ロードムービーで完璧に騙されたものだから用心して読んだらなにもなかった。但し私が騙されたことに気付いていないのかも知れない。過去の作品と関係あるのかな?なんかスッキリしない。(他の方のレビューを見たら、3作共「冷たい校舎の時は止まる」のスピンオフらしい)
雪の降る道
小学生のヒロとみいちゃんのお話。これは素直に読んで良いのだろう。
「冷たい校舎の時は止まる」は読んでいる途中で投げたような気がする。再挑戦してみよう。
☆☆☆★★
2014年3月9日日曜日
虚け者
秋山久蔵御用控 虚け者 (文春文庫) 藤井邦夫
全体の流れの中での出来事は与平が老齢のため、肺が悪くあと五年、七十才程度の命と小川良哲が見立てる。
個々の物語は柳橋の親分ところの面々と同心数馬を率いて悪人退治をするといったいつものパターン。
はらはらドキドキすることなく安心して読める、お暇な時に読んでねって本。
☆☆☆★★
福来 照れ降れ長屋風聞帖-13
福来ー照れ降れ長屋風聞帖(13) (双葉文庫)
剣の腕は立ち、袖の下は取らない江戸町奉行所同心八尾半四郎が事件を解決してゆくお話。
Book offの105円コーナーで購入。この13巻をシリーズで最初に読んだ。
登場人物で多少、全体の流れを解っていたほうが良いかなと思う者もいるけれど、ほとんどは前後の関係を気にせず読める。
坂岡さんの本はうぽっぽ同心シリーズは読んでいるが他は読んでいなかった。これからこのシリーズも読んでみようかと思う。
☆☆☆★★
2014年3月7日金曜日
2014年3月4日火曜日
小嶋屋総本店一翔 鴨せいろ
柏崎の一翔。
一年ぶりくらいでしょうか?!
鴨せいろは初めていただきます。
鴨汁の中に直接蕎麦を浸けるのではなく、ツユが冷めないように別の器にツユを入れて蕎麦を食べるます。おまけに蕎麦湯用に蕎麦ツユと蕎麦ちょこが別についてきます。面倒くさいようですが、細やかな心使いです。
蕎麦は小嶋屋のつるつるのお蕎麦でした。
一年ぶりくらいでしょうか?!
鴨せいろは初めていただきます。
鴨汁の中に直接蕎麦を浸けるのではなく、ツユが冷めないように別の器にツユを入れて蕎麦を食べるます。おまけに蕎麦湯用に蕎麦ツユと蕎麦ちょこが別についてきます。面倒くさいようですが、細やかな心使いです。
蕎麦は小嶋屋のつるつるのお蕎麦でした。
2014年3月2日日曜日
本日は大安なり
本日は大安なり (角川文庫) 辻村 深月
ホテルアールマティウエディングサロンのウエディングプランナー山井多香子と大安の一日に結婚式を挙げる4組の家族。時間経過とともにそれぞれの語りべがそれぞれの結婚事情を明らかにしてゆく。
相馬家・加賀山家
花嫁の加賀山妃美佳と双子の姉の加賀山鞠佳の二人が語りべとして、双子の姉妹のとしての葛藤を語る。
十倉家・大崎家
ウエディングプランナーの山井多香子が語りべとなり、花嫁とのかかわりとウエディングプランナーの辛さ・喜びを語る。
東家・白須家
花嫁の甥の白須真空が大好きな叔母の結婚相手、東さんに疑いを持ち、叔母が結婚により不幸せになることを心配し抵抗を試みる。
鈴木家・三田家
優柔不断な花婿の鈴木陸雄が、いかにしてこのようなどうしようもない状況なったかを語る。
それぞれの話に辻村さんらしいトリックを散りばめ読者を騙そうとしている。
☆☆☆☆★
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