僕は、そして僕たちはどう生きるか 梨木 香歩
僕コペル君14歳が出会ったある1日のお話し。
僕がその日出会う予定に無かったノボちゃん、ユージン、ショウコ、インジャ、マークと会うことで
「人が生きるために群れは必要だ。強制や糾弾のない話し合える、ゆるやかで温かい絆の群れが。人が一人になることも了解してくれる、離れていくことも認めてくれる、けど、いつでも迎えてくれる、そんないいかげんな群れ。」ということを反戦、自然保護、教育、性的暴力を考える中で感じた一日。
梨木さんの本は好きだ。絵に描いてしまうほど。だけど辛くて時々本を閉じてしまう。いい年したおじさんがいまさら読む本でもないが14歳のコペル君になって胸を痛めながら読んだ。
☆☆☆☆★
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