2012年6月29日金曜日

ルーズヴェルト・ゲーム


ルーズヴェルト・ゲーム 池井戸 潤 http://amzn.to/yavKlT
フランクリン・ルーズヴェルト大統領は一番面白い野球のスコアは八対七と言った。
都市対抗の野球チームをもつ青島製作所。
厳しい経営状態の中、仕事でも野球でもライバルのミツワ電器に対し八対七で逆転出来るのか!?・・・ってお話し。
一気に読んだ。下町ロケットと同じような作りであった。
星4つかな。☆☆☆☆★

2012年6月26日火曜日

エンゼルグランディア越後中里(Sun,Jun 24)

大人の休日パスが土日2日間使えたから、ワガ妻(決してワガママな妻ではないww)と2人でエンゼルグランディア越後中里へ行ってきた。

長岡駅で合流し、缶ビールを飲みながら新幹線で越後湯沢へ。
天気は素晴らしい。

シャトルバスの時間まで駅の中で小国和紙の団扇作り体験先着50名様の48人目となって時間を潰す。

越後湯沢駅西口から東京方面へ歩いて100mの所にシャトルバス案内所がある。毎年2回くらいはこの前を通っているのに気づかなかったけどホント案内所としては立派。

シャトルバスは14時出発。お客は私達夫婦にオバチャン(おばあちゃんが正しい)3人組みと男性一人。
オバチャンたちが賑やかにしゃべっている間にバスはフィッシングパークで老夫婦を乗せ15分でホテルに到着。

15時にならないと部屋に入れないかと思いきや受付後すぐに部屋には入れた。
基本リゾートマンションとして作られた建物のようで、部屋は完全に2LDKのマンション。台所もちゃんと付いている。
大きさは72m2ってことで広々。3LDKの自宅と一緒じゃないか。
建物は古いのだろうけどリフォーム、清掃は行き届いている。




窓の外はスキー場が隣に見え、岩原スキー場も結構近くにある。


今日は19時からアウェイ神戸戦。よってその前に諸々済ませなければならない。
まず、プールが無料だからと二人で子供たちをかき分け「泳ぐコース」と表示された1レーンをほぼ1時間独占(突如横から現れるお子様たちに蹴られたり、ぶつかられたりしたけど・・・)。

部屋に戻ってまた出てくるのが面倒と、そのままお風呂へ直行。
アネックスのお風呂は普通のお風呂と露天風呂、薬草風呂、サウナがあり、まだ時間も早いせいか5人ほどしかいなくて快適。

食事はバイキング形式でステーキ、寿司、カニ食べ放題が売り。最初のウチはみんなステーキに群がっていたけど30分もすれば落ち着いて心安らかに食事ができた。

試合は残念な結果に・・・

朝早くからワガ妻は本館のお風呂へ。私は久しぶりの水泳でお疲れモード、だいぶ寝坊した。
本館のお風呂もいいお風呂だと言っていた。

元気があったら軽井沢のアウトレットでも行こうかと新幹線の指定席も取っておいたけど、まあどうせ混んでるしね・・・ってことで新潟に直行に決まり。

シャトルバスでは昨日のおばちゃん3人組みとまた一緒で、オバチャンたちの賑やかな声を聴きながら越後湯沢の駅へ。

このホテルは口コミ見た限りではスキーシーズン、夏休みはかなり料金設定が上がるようだが今のような時期はなかなか狙い目。子供向けに充実した設備があるから家族連れにはオススメ。

新潟までの新幹線は久しぶりに指定2階席。
車窓からは越後平野の奥に弥彦、角田。その横には遙か佐渡の山々がうっすら見えた。





2012年6月22日金曜日

びんぼう草



びんぼう草 (新潮文庫)  群 ようこ
一人で生きてゆく女性を描いたの短編集。

読んでいると「群ようこ」って人はそれぞれのお話の主人公のような人なんだろうなんて思ってしまう。特に「ぶー」とのカラミはそんな気がした。

でも、この本は女性が読んだほうがより共感し面白いんだろうと思うから星4つ。
☆☆☆☆★

無人島に生きる十六人














無人島に生きる十六人 (新潮文庫) 須川 邦彦

mont-bellの会員に届けられる冊子で紹介されていたので、早速アマゾンさんに届けてもらった。

明治31年いつも冬は遊ばせていた帆船・龍睡丸を活用しようと南方に漁業調査に向かった16人。
嵐で船が座礁し、伝馬船一つと少量の米、缶詰等とともに海抜4mの小さな島に漂着したが、明るく、前向きに生き抜いた海の男達の実話。

アオウミガメの牧場やアザラシとの交流も面白い。

明治の日本男子は強いってことを再認識させられた。

辛いことも淡々と語られ辛そうに感じず、心の葛藤など微塵も見せず文学的ではないところが少し不満だが、それでも星5つ。
無人島に行くときはぜひ持ってゆきたい。

☆☆☆☆☆

2012年6月17日日曜日

ホーム清水戦




新生柳下アルビに期待と不安を持ってスタジアムin。

ジンスがファール連発の抜かれまくりで下手するとまた退場も有りかと思っていたら早々に直哉との交代。柳下やるなと。
この交代でちょっとは試合が落ち着き見ていられるようになった。

得点はアトムがキーパーとディフェンスの間に入れたボールを飛び込んだセーヤが決めた。綺麗に決まった。
後半アトムに変わって左SHに武蔵。柳下強気だ。攻撃での速さは魅力だが、わたしゃ武蔵に守備が出来るのか不安でしょうがなかったけど何とか持ちこたえた。

アディショナルタイムでは久々のスタジアム一体感。みんなの「勝ってくれ!」という気持ちが「アルビレックス」の掛け声と拍手にこもっていた。あー勝つって素晴らしい!

しかし、うちの外人は要らない黄紙もらいすぎ。ロペスは全然キープ出来ないし、どげんかせんとならん。



久々に帰宅する人たちが笑っている。

2012年6月15日金曜日

Wed,Jun 13

夕日に向かって10kmちょい走ってきた。望遠がないと夕日はちっちゃくなってしまう。
えんまいちに備える夜店のトラックがそこかしこいた。


2012年6月10日日曜日

猫背の虎 動乱始末



猫背の虎 動乱始末 真保 裕一

仏の大龍のと言われた同心の亡き父を持つ、大田虎之助が安政の大地震の動乱に際し臨時の臨時回りに任命され家族や周囲に助けられ事件を解決して行くお話し。虎之助の恋物語もあり。
前作の「天魔ゆく空」より面白かった。
☆☆☆☆★

蜩ノ記



蜩ノ記 葉室 麟

淡々と読めた。源吉の死などいくつか理不尽な点、武士というものを美化しすぎる所はあるが読み物としてはよろしいのではないか。
☆☆☆.5ってとこ。

2012年6月8日金曜日

Thu,Jun 7

夕日に向かって走ろうと思ったけれど雲がじゃました。

有頂天家族



有頂天家族   森見 登美彦 http://amzn.to/9lqRIc


下鴨総一郎亡き後の下鴨一家と対立する叔父夷川早雲一家との抗争と赤玉先生のままならぬ弁天との恋のお話し。語り手は下鴨矢三郎。

狸と人と天狗が織り成すこの物語を創造する森見さんの能力に賛辞を送る。

2012年6月6日水曜日

金星の日面通過(Wed,Jun 6)

あいにくの曇りで太陽は見えなかったけど、長女からベランダで撮った写真が送られてきた。


綺麗に金星の影が見えている。

2012年6月4日月曜日

SHANTI ARTS - KASURI  (シャンティ アーツ カスリ )


新潟県小千谷市の染織工房「紺仁」に伝わる染め型を使用したNIIGATA TRADITIONAL CRAFT Collectionです。

【Kasuri(絣)】
絣柄は、和柄の代表的なモチーフで古くから和装全般で、幅広く親しまれている柄です。
作業着等の実用着などで好まれた柄でいわば“用の美”を体現するテキスタイルデザインです。

-Hana Guruma Ai(藍色)-
藍色は、「ジャパンブルー」とも呼ばれる代表的な日本の伝統色です。
紺仁染織工房の「越後正藍染め」は、濃く深い色合いで唯一無二の味わいを持っています。


てことで家族には不評を買いそうなデザインだが、幼きころより紺仁のはっぴを着て祭りに参加していた身としては思わずぽちっとしてしまった。

2012年6月3日日曜日

新潟島1周(Sun,Jun 3)


加藤和彦さんのパパヘミングウェイ聞きながらゆっくり島1周。今の状態でもこのペースなら大丈夫だ。

40周年を迎えた関屋分水ののり面はマーガレットが花盛りだった。

2012年6月2日土曜日

柏崎 恋人岬から


土曜日なのに、他所の会社で1時間お話しするお仕事で鯨波方面へ。
ちょっと時間が早かったので一人さびしく恋人岬へ。米山は霞んでいた。

僕は、そして僕たちはどう生きるか


僕は、そして僕たちはどう生きるか 梨木 香歩

 僕コペル君14歳が出会ったある1日のお話し。
僕がその日出会う予定に無かったノボちゃん、ユージン、ショウコ、インジャ、マークと会うことで

「人が生きるために群れは必要だ。強制や糾弾のない話し合える、ゆるやかで温かい絆の群れが。人が一人になることも了解してくれる、離れていくことも認めてくれる、けど、いつでも迎えてくれる、そんないいかげんな群れ。」ということを反戦、自然保護、教育、性的暴力を考える中で感じた一日。

梨木さんの本は好きだ。絵に描いてしまうほど。だけど辛くて時々本を閉じてしまう。いい年したおじさんがいまさら読む本でもないが14歳のコペル君になって胸を痛めながら読んだ。

☆☆☆☆★