南海市の市民相談室主査・倉永晴之は、上司の高速バス回数券偽造の不祥事、市民からの様々なクレーム、妻の交通事故、子供の兄弟げんか、マイカーのタイヤをパンクさせられる嫌がらせなどでとげが刺さったようにイライラを募らせる。そんな中、市長に酒席で絡まれ、晴之は市長から暴行を受ける。この辺までは読んでいるこちらもイライラしてくる内容でいつ読むのをやめようかと思うほどだったが、ほかの人の書評で後半はすっきりすると書かれていたので頑張って読み進めた。確かに後半はいくつかの伏線を回収しながらすっきりする内容だった。でも、前半だけ読んで投げ出した人が結構いるんじゃないかと私は思う。
★★★☆☆
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