2013年11月30日土曜日
ときぐすり
ときぐすり 畠中 恵 文藝春秋
町名主のお気楽息子麻之助シリーズ第4弾
お寿ずをなくした心の傷も癒えた麻之助と幼なじみの清十郎、吉五郎が繰り広げる江戸人情話。
朝を覚えず
不眠に悩む人が良く効くという売薬。その真の目的は・・・。
たからづくし
清十郎が意味不明な書き置きを残し居なくなった。麻之助が行方を追う。
きんこんかん
おきん、お紺、お寛のそれぞれ食べ物屋を出した娘三人が吉五郎に言い寄る。その訳は・・・。
すこたん
「すこたん」とは行き違い、間違い、思いもよらぬこと、あての外れること。
小西屋、増田屋の争いが思いもよらないことに。
ともすぎ
ともすぎは共過。持ちつ持たれつ世を渡ること。
それは丸三、吉五郎、清十郎、麻之助のこと。
ときぐすり
時薬のことを、「歳月を過ごしていくと、そのことが心を癒してくれる。時そのものが一種の薬になる。」と賊の飯炊きだった滝助は信じたことがあった。
そんな滝助がふにを助けたお返しに麻之助に相談を持ちかけた。私はこれからどうすればいいかと・・・。麻之助は考える。
☆☆☆☆★
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