2015年7月22日水曜日

小暮写真館 宮部みゆき


小暮写眞館 (書き下ろし100冊) 宮部みゆき 講談社



花菱一家が小暮写真館だった建物に引っ越してきたところから始まる。

一家は両親と二人の男の兄弟の4人家族。
親戚付き合いはほとんどない。
物好きな父親は、古びた写真館を改装せずに看板まで残して住むことにした。
小暮写真館が商売を再開したと勘違いした女子高校生が持ってきた心霊写真の謎を、語り部役の花ちゃんこと花菱英一が解くことで心霊写真専門家とのうわさがSNSで広まる。
女子バレーボール部の田部女子から不思議な写真を渡され解明を強制され、対応のきつい不動産屋の垣本女子の協力を得て解決する。
不動産屋の主人からカモメの人形の写った写真を渡され、なぜカモメが移っているのか解明を依頼される。
ヒントが自主製作映画にあると知るが、未成年だけでは観せないと館主に言われたため垣本女史とともに映画を観て謎を解く。

ここまでが導入部。これから家族の愛と、男女の愛のお話へと展開してゆく。

導入部分が長くはじめの内は読み辛かったが、後味はけっこう爽やかだった。

2015年7月18日土曜日

明日の色 新野剛志




明日の色 新野剛志 講談社

低額宿泊所の施設長の松橋吾郎は妻と離婚し子供の大樹とも離れて暮らしている。宿泊所の住人、魁多が塀に描いたいたずら書きが運命を動かす。都合よく話が進み過ぎるところはあるが、心暖まる家族のお話し。

2015年7月8日水曜日

松本「源太」山賊焼き定食

普通もりなのだがお腹いっぱいです。
ちなみに580円。
量的コスパは良好。
味は値段相応。

筍、豆腐、ゆで卵は見えてますがレタスの裏にキャベツ、みかん、たくあんが隠れています。

駐車場はお店に向かって右側のちょっと離れたところの砂利敷きの駐車場に2つ源太と書かれた立札が立ってます。


塩沢「田畑屋」冷やしたぬきそば大盛

もりそば大盛と迷ったが正解だった。

陰陽師 蛍火ノ巻



陰陽師 螢火ノ巻 夢枕 獏 文藝春秋



双子針
仰ぎ中納言
山神の贄
筏往生
度南国往来
むばら目中納言
花の下に立つ女
屏風道士
産養の磐
の9編、内3編が蘆屋道満が常陸の国と陸奥の国の境から京への旅の途中の出来事。
ほろほろと晴明と博雅が酒を飲み、
ほろほろと博雅の笛が響き、
道満が酒を貰って人助け。
ってお話し。
今回も
「では、ゆこうか」
「うむ」
「ゆこう」
「ゆこう」
そうゆうことになったのである