とにかく散歩いたしましょう 小川洋子
毎日新聞に4年間月1回掲載されたエッセイ。
連載当時は「楽あれば苦あり」という水戸黄門の主題歌みたいな題名であったそうな。
「とにかく散歩いたしましょう」は本文中の一つのエッセイの題名として付けられている。年老いたラブラドールのラブの夜鳴き防止に効果あったのは夜中の散歩だった。考えてみると何か有った時にはと夜中に散歩していたな。ラブありがとう・・・といったお話から取ってきたもの。
小川さんはラブを飼っている間、一日2回か3回の散歩を40度近い熱があろうが、天候が悪かろうがしていたそうだ。特に原稿が進まないときはとにかくラブと散歩したとのこと。
そんなお話と小川さんの自虐的な日常のお話を綴ったエッセイでした。
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