木曜日にはココアを

 

木曜日にはココアを (宝島社文庫) 著者 : 青山美智子 宝島社 発売日 : 2019-08-06 ブクログでレビューを見る»

１．木曜日にはココアを［Brown/Tokyo］
　　　マーブル・カフェに木曜日の午後3時に来店し、いつもココアを
　　　たのむ人をエプロンをしたワタル君はココアさんと心の中で呼ぶ。
　　　ワタルが置いたココアがこぼれ、書きかけのエアメールに桜の
　　　花びらのようなシミが・・・。
２．生真面目な卵焼き[Yellow/Tokyo]
　　　息子の幼稚園のお迎え時間が迫りあわててマーブル・カフェを
　　　飛び出す朝美。バーキンにはに初めて作るお弁当のおかずの本が。
　　　朝美は黄色い卵焼きを作るがうまくいかない。
３．のびゆくわれら[Pink/Tokyo]
　　　幼稚園の先生のえな。ピンクのネイルをして園児の世話をするが、
　　　園児の母からクレームが・・・。
４．聖者の直進[Blue/Tokyo]
　　　えな先生にネイルを落とすように言った泰子先生は、友達の理沙の
　　　結婚のプレゼントに「MARIA」という商品名の青井ショーツを。
５・めぐりあい[Red/Sydney]
　　　新婚旅行できたシドニーの動物園で理沙は同じツアーの結婚50周年
　　　だという老夫婦と出会う。理沙は老夫婦に「二人は運命の赤い糸で
　　　結ばれていたんですね」と話す。
６．半世紀ロマンス[Grey/Sydney]
　　　結婚50周年で娘のピーちゃんからシドニー旅行をプレゼントされた
　　　進一郎と美佐子の夫婦。いろいろなことがあった二人の人生だった
　　　が、今はロマンスグレーの素敵な旦那と綺麗な奥さんに。
７．カウントダウン[Green/Sydney]
　　　シドニーでは大晦日のカウントダウンにはハーバーブリッジに集ま
　　　り花火を見てキスをするらしい。緑色の絵を描く優（YOU）はシ
　　　ドニーの動物園で出会った男の子の絵の感想とカウントダウンには
　　　ちょっと早いキスに心を解放される。
８．ラルフさんの一番良き日[Orange/Sydney]
　　　ラルフはシンディのオレンジの魔法にかかり、3年ぶりにシンディ
　　　と再会するのであった。
９．帰ってきた魔女[Turquoise/Sydney]
　　　シンディは小さいときに魔女に出会った。魔女は薬草の知識を持ち
　　　ターコイズのイアリングをしていた。
10．あなたに出会わなければ [Black / Sydney]
　　　アツコとグレイスは中学校からのペンパル。20歳の時にシドニーを
　　　訪れたアツコにグレイスは「なんて黒い瞳。なんて素敵」と何度も
　　　賞賛した。何度かグレイスに会いにシドニーに―来ていたら新たな
　　　出会いが、そしてそれがまた新たな出会いを生む。
11．トリコロールの[Purple/Sydney]
　　　マコがシドニーにいたころメアリーは4月の東京で桜を、10月の
　　　シドニーで紫の桜といわれるジャカランダを見ると約束する。
　　　病気で希望を失っていたメアリーに桜の花びらのような茶色のシミ
　　　が着いたエアメールが届く。
12．恋文[White/Tokyo]
　　　マコは手紙を書いている、心な中で「ココアさん」と呼んでいるあ
　　　なたへ。窓の外が白い雪景色の日に好きになったあなたに。
　　　「エプロンをはずして、私と会ってくださいませんか」と。

MASTERと1軒のカフェがが繋ぐ輪と色の12このお話し。　
「いつもの木曜日」を先に読んだのは良かったかもしれない。

★★★★☆

amazonからコンビニ受取のバーコードメールが来ないときに

 久しぶりに読書の記録以外のものを備忘録代わりに上げておきます。

Amazonからの荷物は近所のコンビニで受け取ることを常としています。

先日、コンビニに荷物が届きましたメールは来たのに1日たってもバーコード、認証キーのメールが来ないことがありました。

荷物が届いたメールをamazonに「何とかしてくれ」と返信してもなしのつぶて。

こんな時は、googleさんにお聞きしようと検索したらAmazonのアカウントサービスに載っていると書かれていたんで

「アカウントサービス」　～　「メッセージ」　～　「すべてのメッセージ」と辿っていくと、届いていないメッセージがそこにはありました。それで事なきを得ました。

今回、忘れないうちに手順を確認しようと思ったら全然覚えていないんで、再度調べたら一手間増えていたこともあったんで、ここに載せて忘れないようにしておくことにしました。

モバイルアプリでは

「アカウントサービス」　～　「メッセージセンター」　～　「メッセージ」　～　「すべてのメッセージ」

と辿っていくと到着。

パソコンでは

「アカウントサービス」　～　「メッセージセンター」　～　（受信トレイ）の　「すべてのメッセージ」タブ

で辿り着ける。

パソコンの「メッセージセンター」には（受信トレイ）と（送信メッセージ）の２つに分かれているけれど（送信メッセージ）をクリックすると

「このページは廃止される予定です。出品者とやり取りしたメッセージを表示するには、ここをクリックしてください。」と出るのでそのうち表示の状況は変化すると思われます。

僕は長い昼と長い夜を過ごす

 

僕は長い昼と長い夜を過ごす (ハヤカワ文庫JA) 著者 : 小路幸也 早川書房 発売日 : 2012-06-05 ブクログでレビューを見る»

50時間起きて20時間寝る男、森田明二。札幌の刑務所に近いところに実家があり兄と妹がいる三人兄弟。実家はモリタ金属加工所を営んでいた。小さいころから父親の暴力に遭い母親は失踪、父親はその後、殺害されるという身の上。父親を殺害した犯人は見つかっておらずもう少しで時効を迎える。都内のゲーム開発会社に勤めていて、ひょんなことから2億円入りのゼロハリバートンを手にする。
そこから物語は札幌に舞台を変え、経営が苦しくなったモリタ金属加工所の再建と２億円を奪還しようとする者、強奪しようとする者にたいし、チームを組んで対応していく。
まあ、結構撒かれた伏線があって回収される度に「ああそうだったのか！」と思わされることがあり面白く読了した。

★★★★☆

いつもの木曜日

いつもの木曜日 著者 : 青山美智子 宝島社 発売日 : 2022-08-26 ブクログでレビューを見る»

横長の造りで大きなイラストと田中達也さんのミニチュアの写真で絵本のような本。
『木曜日にはココアを』のスピンオフみたいな本なのだろうか？『木曜日にはココアを』をまだ読んでいないからよくわからない。読んでみよう。

★★★★☆

月曜日の抹茶カフェ

 

月曜日の抹茶カフェ (宝島社文庫) 著者 : 青山美智子 宝島社 発売日 : 2023-06-06 ブクログでレビューを見る»

マーブル・カフェは月曜部お休みだったのを忘れ訪れると店名がマッチャ・カフェに・・・。マスターによりと人と猫も一月一つの物語をつないで行く。

マーブル・カフェのマスターの人柄が繋ぐほっこりとした物語でした。

★★★★☆

成瀬は天下を取りにいく

 

成瀬は天下を取りにいく 著者 : 宮島未奈 新潮社 発売日 : 2023-03-17 ブクログでレビューを見る»

西武大津店が閉店するので夕方の帯番組が閉店まで番組内で中継することに。成瀬は毎日西部大津店に通い、中継に映ると友人島崎に宣言する。また、成瀬は島崎とコンビを組みM-1に挑戦する。成瀬は変わっている、普通ではない。成瀬はM-1予選でも上がらないし、俯瞰で世の中を見ている感じがする。しかし、島崎が引っ越すと聞いてからの成瀬の動揺はかわいらしさを感じさせてくれた。このまま京大を受験するのか、島崎を追って東大志望に変えるのか？広島の錦木高校かるた部西浦君との関係も気になる所だが次作はないだろうな。

★★★★★

さしみ朝膳 料理人季蔵捕物控

 

さしみ朝膳 料理人季蔵捕物控 (ハルキ文庫 わ 1-57) 著者 : 和田はつ子 角川春樹事務所 発売日 : 2022-06-15 ブクログでレビューを見る»

日本橋は木原店にある一膳飯屋塩梅屋では、アジとイワシの刺身朝餉膳が人気となっている。
かつて落語家だった廻船問屋の主・五平から泉水寺という寺で行われる幽霊画鑑賞会のおりの料理を出すよう依頼された。しかし当日、泉水寺で恐るべき事件が起きる。
といった内容なのだが、ちょっと考えるとなんで・・・と思うところが少なからずあって気になった。
他の所でぐいぐい物語にのめり込めれば気にならないんだろうが、今回はそうでもなかった。瑠璃の不思議な力もなんだかなぁと思うところがある。

★★★☆☆

新しい光 めおと相談屋奮闘記

 

新しい光 めおと相談屋奮闘記 (集英社文庫) 著者 : 野口卓 集英社 発売日 : 2023-01-20 ブクログでレビューを見る»

伝言箱に「知らぬがホトケ」「イワシの頭も信心から」などの謎の言葉が書かれた紙片が投げ込まれる。その間に夜鷹や船饅頭が殺害される。信吾は何やら紙片と殺人とにかかわりがあるような不安を持つ。そしてまた紙片が入れられる。いつもと違ってあまりほっこりしない巻でした。

★★★☆☆

親と子 めおと相談屋奮闘記

 

親と子 めおと相談屋奮闘記 (集英社文庫) 著者 : 野口卓 集英社 発売日 : 2023-05-19 ブクログでレビューを見る»

相談屋の伝言箱の下に、赤子が籠に入れられ置き去りにされ慎吾夫婦宛てに手紙が・・・。
そんな赤ちゃんに振り回されてんやわんやの巻。
帯に「シーリーズ完」とあったのっでこれで終わりかと思ったら、早とちりだった模様。

★★★★☆