2013年4月29日月曜日

けさくしゃ


けさくしゃ

ニ百俵取りの旗本、高屋彦四郎知久またの名を柳亭種彦が狂歌師から戯作者に成らんとする頃のお話。
基本は推理小説。
種彦の周辺で起こる事件を種彦が戯作を作ることに寄って真相に迫るというお話。
その中で江戸時代における戯作者、版元など本の作り方、難しさを教えてくれている。
畠中さんの本と解っていて読んでいるのに、読んでいる最中はまったく別の人の本と勘違いしていたくらい「しゃばけ」ぽくなかった。

☆☆☆☆★

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