2013年4月29日月曜日
けさくしゃ
けさくしゃ
ニ百俵取りの旗本、高屋彦四郎知久またの名を柳亭種彦が狂歌師から戯作者に成らんとする頃のお話。
基本は推理小説。
種彦の周辺で起こる事件を種彦が戯作を作ることに寄って真相に迫るというお話。
その中で江戸時代における戯作者、版元など本の作り方、難しさを教えてくれている。
畠中さんの本と解っていて読んでいるのに、読んでいる最中はまったく別の人の本と勘違いしていたくらい「しゃばけ」ぽくなかった。
☆☆☆☆★
2013年4月23日火曜日
実さえ花さえ(花競べ向嶋なずな屋繁盛記)
実さえ花さえ 朝井 まかて
花師の新次と女房おりんの営むなずな屋という向島にある植木屋を舞台にした話し。
新次が修行した霧島屋が実在したかは私は判らないが霧島ツツジを流行らせた伊藤家は染井に実在していた。
そんな虚実要り混ぜ楽しいお話しになっていた。
桜の季節に読むには良い本だ。
☆☆☆☆★
は文庫加筆版
2013年4月20日土曜日
2013年4月13日土曜日
2013年4月8日月曜日
2013年4月7日日曜日
真田手毬唄
真田手毬唄 (新潮文庫)
真田幸村が一子、大助を秀頼に付け大阪城から逃れさせた・・・らしい。
から始まるお話。
子々孫々それぞれがそれぞれの役目を全うすることによって起こるどんでん返しの連続が柱。
導入部でちょっと読みづらいというか入り込めない感じがした。
☆☆☆★★
2013年4月5日金曜日
登録:
投稿 (Atom)