2025年10月28日火曜日

ババヤガの夜

 

著者 : 王谷晶
河出書房新社
発売日 : 2020-10-23
2025ダガー賞翻訳部門受賞作
これを翻訳するのはナカナカ難しいと思うが、翻訳部門で受賞は王谷さんも素晴らしいが翻訳したサム・ベットさんも素晴らしいんでしょうね。
女性を主人公としたバイオレンスもので最後にどんでん返しも用意されているお話。
ある程度現実味は無いと割り切って読む必要はある。
☆☆☆☆★

2025年3月27日木曜日

合唱 岬洋介の帰還 (宝島社文庫)

 

日本中が注目する残忍な殺人事件の犯人を取り調べ中に銃殺したとして殺人罪の被告となった検事の天生。東京検察庁の岬次席検事が裁判を担当することで弁護を引き受ける者がいない。窮地の友を救うべくピアニスト岬洋介が日本に戻って来る。さて天生の裁判は如何に・・・というお話し。
岬洋介登場から、謎解きがあまりにもスムーズに行き過ぎるが、爽快感がある展開だった。だから良しとする。
★★★★☆