2014年11月30日日曜日
すえずえ
すえずえ 畠中 恵 新潮社
しゃばけシリーズ第13弾。
すえずえは末々と書くのだろうか?
栄吉の来年
寛朝の明日
おたえのとこしえ
仁吉と佐助の千年
妖達の来月
の5編。
栄吉と一太郎の許嫁も決まったようだ。 毎度のことだが畠中さんの創造力に驚嘆をおぼえる。
☆☆☆★★
2014年11月28日金曜日
2014年11月18日火曜日
2014年11月12日水曜日
米国人一家、おいしい日本を食べ尽くす
米国人一家、おいしい東京を食べ尽くす アムスター=バートン,マシュー著 関根光宏 訳
シアトル在住のフードライター、マシューが妻のローリーと娘のアイリスの3人で、中野のアパートに1カ月住み、東京の食を満喫したお話し。
「英国人一家、日本を食べる」に近い作品だが、こちらは偉い人は出てこないし、たまに1,800円のうな重のようなものもは出てくるが超高級店も出てこない。庶民感覚の食レポ。
ジョークのセンスは私を笑わすことができないレベル。
ラーメン版が出たら読んでもいいかな。
☆☆☆★★
2014年11月8日土曜日
悟浄出立
悟浄出立 万城目学 新潮社
普段主役にならない西遊記の沙悟浄・猪八戒、三国志の趙雲、虞美人、秦の始皇帝を暗殺しようとした荊軻、ちょんぎられた司馬遷に焦点を当てた作品。
悟浄出立
語り部は沙悟浄だが焦点が当たっているのは猪八戒と感じた。かつては天界で天の川を管理し、水軍を指揮する天蓬元帥だった猪八戒。天界を罪で追われ人間になるところを間違って豚になってしまったが、今の境遇に満足している。
いつも冷めた目で周りを見ている沙悟浄はそんな猪八戒に心を動かされ西への隊列の先頭を歩きはじめる。そんな沙悟浄に悟空は道を間違ってもいいじゃないか、間違ったら戻ればいいという。
趙雲西航
張飛、諸葛亮とともに蜀に船で向かう趙雲を描く。
二度と故郷に帰ることができないと思う趙雲の胸のうちを諸葛亮は感じていた。
虞姫寂静
項羽からもらった虞という名の由来を四面楚歌の中で知る。項羽は名前を返し何処へでも行けというが虞は虞であることを望む。
法家孤憤
秦の始皇帝を暗殺しようとした荊軻の話。
同名異字の男が関わりを持った荊軻に思いを寄せる。
父司馬遷
司馬遷の娘が語り部となり失脚させられた父を語る。
ちょっとわからなかった。
☆☆☆★★
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