2023年6月29日木曜日

ハヤブサ消防団

 

売れていないミステリー作家の三馬太郎は、亡き父の故郷のハヤブサ地区に移り住んだ。
太郎は地区の自治会に入り初めて寄り合いに出た帰り、消防団に勧誘され、迷った末に入団する。
地区の消防団員が集まる入退団式が行われている最中、ハヤブサ地区で火災が発生する。実はこれが最近三件目の火災だという。
のどかな集落でつぎつぎに発生する事件と連続放火事件の裏で進められていることは何なのか・・・太郎と消防団仲間はそれを阻止できるのか!?黒幕は誰なのか!?
・・・と面白く一気に読めた。
★★★★☆

2023年6月21日水曜日

蜂蜜秘密

 

著者 : 小路幸也
文藝春秋
発売日 : 2013-02-14
古くから〈奇跡の蜂蜜〉として大切に伝えてきた蜂蜜を守るため、自動車も使わず、火薬も制限し、今でも様々な掟に従って暮らしている〈ポロウ村〉にレオという少年が転入生としてやってきた。
レオがやってきたことで村にいろいろな異変が起き始める。
そしてボウロ村の成り立ちと奇跡のハチミツの秘密が明らかにされる。
★★★☆☆

三兄弟の僕らは

 

突然の交通事故で両親を一度に失ってしまった三兄弟、稲野朗・昭・幸。北海道から、ほとんど面識がなかった母方の祖母が家にやってきた。祖母との暮らしの中で母のこと、父の出生、そして知らなかった父の秘密が判明してくる。
苦難があっても素直に育つ三兄弟を描くお話し。
★★★☆☆

2023年5月31日水曜日

あずかりやさん

 

一日百円で、どんなものでもあずかる東京の下町にある商店街の明日町こんぺいとう商店街で営業するお店。店ののれんには「さとう」と書かれ、商店街のマップでも「あずかりや・さとう」と紹介されているけれど店名は「さとう」ではない。目の見えない店主は「さとう」と紹介されていることものれんの文字も知らない。
店を訪れる客たちは、さまざまな事情を抱えてそれぞれ事情のあるものを預けてゆく。
淡々とあずかりものをする店主だがそれぞれの事情に合った人情のこもったあたたかな対応を描いたお話しの1作目。
★★★★☆

本をめぐる物語 一冊の扉

 

メアリースーを殺して 中田永一
旅立ちの日に 宮下奈都
砂に埋もれたル・コルビュジエ 原田マハ
ページの角の折れた本 小手鞠るい
初めて本をつくるあなたがすべきこと 朱野帰子
時田風音の受難 沢木まひろ
ラバーズブック 小路幸也
校閲ガール 宮木あや子

前半の作品を読んだのがかなり前だったので、記憶が薄れているためか、印象に残った作品は後半4作品でした。

初めて本をつくるあなたがすべきこと
 扱いの面倒くさい夫に本を書かかせる妻
時田風音の受難
 編集者に本を書かせられるエロ小説家
ラバーズブック
 想いの詰まった本とアメリカ旅行で出会い一緒に旅を する小説家
校閲ガール
 ファッション誌の編集者にあこがれながら仕事にのめり込んでゆく校閲者のお話し。
★★★☆☆

2023年5月17日水曜日

スイート・ホーム

 

宝塚の高台にあるキンモクセイの香る赤い屋根のケーキ屋さん。
パテェシエのお父さんに看板娘のお母さんそして娘二人とそれを取り巻く人々のお話し。
良い人しか出てこない読んでいて幸せな気持ちになる物語でした。
★★★★☆

あずかりやさん 彼女の青い鳥

 

1日100円で何でも預かるあずかりや。店主は目が見えない。社長という名前の白い猫が飼われている。あずかりやにはぬいぐるみ、スーパーボール、小説や手紙なんかがいろんな思いで預けられる。店主は理由も聞かず名前と預かる日数を聞き日数分のお金を貰う。
だけど、あずかりやは預けたときの気持ちや預けたものの想いでも預かってくれるそんな気がする。
★★★★☆